塾のホームページは、表示が遅いだけで、読まれる前に閉じられてしまいます。 Googleの調査では、読み込みに3秒以上かかるページから、スマートフォンの訪問者の53%が離れていました。
ホームページの表示は、速くなければいけません。この記事では、そのデータと、遅くなる原因、自分でできる対策をお伝えします。
読み込みに3秒以上かかると、半数以上が離れます
Googleが公表している調査結果は、次のとおりです。
| 読み込みにかかる時間 | 訪問者の動き |
|---|---|
| 3秒以上 | スマートフォンの訪問者の53%が離れる |
| 1秒から7秒に増える | 直帰率(すぐに閉じる人の割合)が113%増える |
これは2017年の調査ですが、「待たされると閉じる」という傾向は、いまも変わらないと考えてよいでしょう。塾を探している保護者は、いくつものホームページを見比べています。表示を待つくらいなら、次の塾のホームページへ移ります。
最初の画面に動画を入れると、表示が遅くなります
ホームページを開いてすぐに動画が流れる作りは、見た目は華やかです。ただ、動画はデータの量が大きく、表示が遅くなる大きな原因になります。
表示が遅くなれば、それだけで離れる人が増えます。動画を見せたいときは、次のようにします。
- 最初の画面には置かず、ページの途中に置く
- 自動では再生せず、再生ボタンを押したときに読み込む
- 動画の代わりに、教室の写真を1枚大きく見せる
遅くなる原因のほとんどは、画像と動画です
表示が遅いホームページには、次のような特徴があります。
- カメラで撮ったままの、大きなサイズの写真を載せている
- 最初の画面に動画や、何枚も切り替わる写真がある
- 動きのある演出を、たくさん入れている
- 使っていない機能が、入ったままになっている
表示の速さは、無料で測れます
Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights」を使うと、表示の速さを測れます。
- PageSpeed Insightsを開く
- 自分の塾のホームページのURLを入力する
- 「携帯電話」の結果を見る
結果に出てくる「LCP」は、いちばん大きな写真や文章が表示されるまでの時間です。Googleは、この時間が2.5秒以内であれば「良好」としています。
すぐにできる対策は、画像を軽くすることです
- 写真は、載せる前に横幅を小さくし、圧縮する
- 最初の画面の動画や、切り替わる写真をやめる
- 画面の下のほうにある画像は、見える位置まで来てから読み込む設定にする
- 使っていない機能を外す
写真を小さくするだけでも、表示の速さは大きく変わります。自分で設定を変えるのが難しい場合は、制作を担当した人に相談してください。
よくある質問
動画は、使わないほうがよいですか?
使ってもかまいません。置く場所と読み込み方が大切です。最初の画面で自動再生するのを避け、ページの途中に置けば、表示の速さへの影響を抑えられます。
自分のパソコンでは速く表示されます。それでも遅いのでしょうか?
何度も開いているホームページは、データが手元に残っているため速く表示されます。初めて訪れる人が、スマートフォンで開いたときの速さを測ってください。PageSpeed Insightsを使えば、その条件に近い結果が分かります。
どのくらいの速さを目指せばよいですか?
PageSpeed Insightsの「携帯電話」の結果で、LCPが2.5秒以内になることを目安にしてください。
まとめ:表示の速さは、内容より先に見られています
- 読み込みに3秒以上かかると、スマートフォンの訪問者の53%が離れる
- 最初の画面の動画は、表示が遅くなる大きな原因
- 速さはPageSpeed Insightsで、無料で測れる
- まずは画像を軽くする
ほかにも見直したい点は、問い合わせが来ない塾のホームページの特徴は?にまとめています。ご相談は完全無料です。
この記事を書いた人
参考資料
離脱に関するデータは、Google/SOASTA Researchによる2017年の調査です。